大工工事は礎

さて、N邸もいよいよ完成に近づいています。
今年の一月中旬から取り掛かった大工工事も四月末には終盤を迎えます。
  
昨年春からの材木価格の異常高騰もあって、今回の設計ではいつもより多くの在庫の材木を出すようにしました。
杉・桧・オーク・・・等。
玄関~リビング、廊下、和室、こども部屋に至るまで木を思い浮かべながら、どの材木を使うかイメージしました。
  
四月中旬に現場に行きました折にはそれらの木々がいかされて、さわやかな空気が部屋部屋に流れていました。
お施主さまにも喜んでいただいているようで嬉しい限りです。
  
この、木工事(=大工工事)を礎としてこれから約一か月半位かけて内装・外装の仕上げをしていきます。
  
さっそく今日は、長いお付き合いの西崎建具さんが事務所に来てくださるので、建具詳細図をお渡しして建具作成の最終打ち合わせです。
次回はこの建具についてのお話をしたいと思います。
  

竹田 成太