暮らしを彩る絵

家を計画している時、その方の暮らしをイメージします。

例えばリビングには、ウェグナーのソファ、センターテーブル、薪ストーブはこの辺り、そしてキャビネットの上にはフレームの布製のスタンド、その上の壁には、絵を・・・
その時間は楽しい空想の世界。

僕が絵を最初に買ったのは45年前です。その時の絵は、今は創商の玄関に掛けています。絵も何十年も一緒にいますと、会話が生まれてきます。「私はやはりこの場所がいい・・・」「たまにはもっと見てください・・」とか、妄想でしょうが絵とは時に会話します。

今、僕は自宅のリビングでブログの下書きをしています。その室の壁には一枚の絵を掛けていますが、その絵を外して素材の壁だけですとなんだか淋しさを感じます。
只いい絵、自分の感性に合って、予算も・・・ 出会いは中々難しい。でも僕は今もいい絵とのご縁があればと思っています。

絵は特別なお買物です。

2022年11月18日 竹田 成太