
先週の日曜の午後は、改修した設計室の冬支度や小物類のレイアウトなど、充実した楽しい時間を過ごせました。
小物類のひとつは40数年前、北欧を旅した時に求めたジョージ ジェンセン社(デザインはヘニング コッペル)の時計です。
まずは、どの壁のどの位置に置くかを考えます。
品格のある時計なので、その選択が難しいところです。
慎重に選んだので時間はかかりましたが、室の空気感も一変しました。
時計そのものもより美しく見えます。
ふたつ目はテーブルスタンド。
約20年前にシェードはフレームでつくり変えましたが、元はフィンランドの建築家、アルバ アアルトの作品です。
僕の好きなデザインですが、主張の強いフォルムでテーブルスタンドとして使うには少し高さがあるので、これまでお蔵入りでしたが、今回は計画の段階でイメージしていたので設置にチャレンジ。
骨太の空間に負けない存在感のあるスタンド、そこに調光できる明かりの演出、幅広く楽しめる空間になりました。
日常のライフワークの一端をお話しましたが、いつもこのように室と対話しながらその時々の僕の感性に合うように手間をかけています。
日々を気持ちよく過ごす為に・・・

2025年12月12日 竹田 成太
