注文住宅 木の倉ⅠⅡ

材木は1990年頃から倉敷木材さんにお世話になっていて、その当時から在庫を少しずつ増やしていきました。

最初に仕入れたのはタモの厚板でした。
何かと忘れっぽい僕ですがその時のタモ材の顔は今もよく覚えています。現在は高くなってなかなか買えない材ですが、当時はまだリーズナブルで良材を選ぶことが出来ていました。

その後、在庫の数も増えて木の倉Ⅰ,Ⅱや福富の倉庫で多種多用の材木を大事に寝かせています。
御承知の通り材木は乾燥がとても大事な要件なので何年もの間しっかりと乾燥させることは必要です。樹種や形状によって乾燥の期間はまちまちですが、欅や地松の厚板ですと乾燥品として購入してもその後5~6年は寝かせています。

材木を在庫することはお金も手間もかかって大変ですが、それ以上に多くのメリットがありますし、創商の家を創っていくには材木の在庫は必要なことです。

例えば設計図書に準じてその時々に買いにいってもなかなか適当な材に出会えないですし、また乾燥材で木味(きあじ)の良い物を…と条件を言いますと結構高い値がついて買えないケースはよくあります。

木材を在庫しようと思ってもいい物とはなかなか出会わないので縁があって予算が合えば今が不要であっても買っておきます。
いつかは出番がやってきていい働きをしてくれることを期待して…

材料と職人の手 そしてデザイン そこに軸を置いた家づくり、これから先も少しずつ歩んでいきます。

2024年3月22日 竹田 成太