注文住宅 背景を創る

先日、本社大元のアトリエで、みのる産業「つき姫」のCM撮影のために大勢の方が来られて久し振りに大賑わいでした。
僕はテレビのCM撮影の制作現場を見るのは初めてなので興味津々。
仕事の合間に少し見せていただきました。

モニターの映像を見てみますと僕には想像できない設え方、プロデューサーの方もイメージされていたと思いますが、その場その場の状況で手際よく短時間で創っていくその道のプロの仕事、見ていて気持ちが高ぶります。
白い紙の上に絵を描いていくイメージの世界、建築もある種同じです。

撮影の合間にメーカーの広報の方とお話した中で「背景が素晴らしいのでいつも見ている商品がより美しく見えます」との一節がありました。
僕の持論ですが家は背景であって住む方が主役、家は着物の褄のような存在が望ましいので、設計をしていく中でよくよく意識はしていきます。とお話しました。

いいお話をうかがえて、活気のある現場を見れたりと楽しい一日でした。

2023年11月2日 竹田 成太