注文住宅 暮らしⅡ

先週に続いて、北区今にあるアトリエのレイアウトのお話です。

持ち込んだ家具や絨毯などは大元のアトリエ、モデルハウスや自宅にあったものです。その場所でそれなりに納まっていた物がなくなり、そのままですと当然その室は淋しくなってしまいます。
僕はその室の物達が少し減っても、その分余白が出来て逆に良い空間になるように色々な角度から考えていきます。

余白は欲しいけど間が空きすぎると間延びして落ち着きがない空間になります。
腕の見せ所です。自分が納得するまで続きます。

一日に一部屋ずつ、ほぼ三日かかっていい感じに納まりました。
どの室も持ち出した家具があった時よりも “感度がある室” に生まれ変わったと喜んでいます。

去年暮れには久しぶりに風邪をひいて出来ていなかった窓の掃除、必然的にやる気が出て頑張りました。
久しぶりに透明ガラスの良さが実感できます。
我が家のゲストルームもいい空気が流れているように思えます。

2024年1月19日 竹田 成太