庭のメンテナンス

今回は本社の庭(2005年完工)のメンテナンスのお話です。

玄関へのアプローチはいつも美しく整えておきたいところですが、ここ数年は落第点です。
何度か苔や下草の種類を変えて植え替えてもらいましたが、いい結果は得られませんでした。

3度の失敗の経験を踏まえて、テーマを考えてみました。
ひとつは水の流れを変える事、そして植物が育つ環境を創ることです。

具体的には、敷地内のハイゴケを移植して土手を枯れ枝で造り、その留めには割竹を使い、その中に炭を入れて水と空気の流れを創っています。
そして、アプローチの敷石との間には川砂利の層を設けて敷石に土が流れていかないように。

見た目もリズム感があって大成功です。
庭師の難波さん、玉島のT邸に続いて感謝です。

2025年10月3日 竹田 成太